AI画像生成の著作権上の問題
ビースマイル東中島デザイン・イラスト担当のK.Yです。
AI画像生成の課題点
2023年に入ってAI画像生成の技術発展は目まぐるしく広まっています。
一番の利点は、画像生成AIを使えば、イラストが描けなくても簡単に高度なイラスト・素材を生成したりすることが可能です。
そのうえ画像生成AIを使って短時間で大量の画像を生成ができてしまうので良い使い方をすれば有益です。
AI画像生成ツールの代表格は、AI企業OpenAI社「DALL・E」・Midjourney社「Midjourney」などで
生成した画像は商用利用も可能となっていますが著作権上の問題や生成した画像そのものの著作権の問題などが曖昧になっており
有名な作品の画像を盗用して大量に自動生成する事もできてしまうので著作権、肖像権違反になりえます。
商用利用に対応した生成AIは少ないのが現状で米国では集団訴訟問題が取り沙汰されているみたいです。
現状でAI画像生成を安心して利用するには
2023年9月14日から100%商用利用も可能なAI画像生成Adobe社「Adobe Firefly」「Adobe Photoshop」が正式に開始し
たとえば
FireflyがAIに学習生成しているコンテンツはすべて著作権に配慮された作品らしく
・Adobe Stock(クリエイターが許可)
・Public Domainパブリックドメイン「著作権切れの作品」
・Creative Commons (CC0)
・Adobe社が保有する自社コンテンツ
これにより、公式に商用利用が認められているそうです。
画像生成AIの比較
※参照 MidjourneyとのAdobe Firefly比較画像 – GIGAZINE
ジェネレーティブAIの「Adobe Firefly」では著作権で保護されたコンテンツを徹底的に回避していることが明らかにわかります。
まとめ
実際実務で著作権の不安なく気にしないで利用するには今のところAdobe社製のAI画像生成が魅力的です。
Adobe Fireflyが今後のサービスでスケッチから画像作成の提供を予定ですので描画は得意ですが着色が苦手なので提供が開始次第すぐ利用したいと心待ちです。