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障がいの「がい」の字について

現在日本では障がいの「がい」の字の表記が「害」、「碍」、「がい」の3種類が各地方自治体や企業の判断によってまちまちに使われています。各表記の根本的な意味、使われるようになった経緯、筆者の見解を書いていこうと思います。

最初は「障碍」だった

戦前は「障碍(障礙)」という字が使われていました。碍という漢字は「さまたげ」の意味で、差し障りさまたげられることを障碍と呼んでいました。

「障害」への転換

戦後、簡略字体を採用する動きに伴い、非常用漢字の碍から常用漢字である害の字が使われるようになりました。しかし「害」の字の本来の意味は「傷つける、悪い影響をおよぼす」というもので、これが後々の論争?の種になります。

各団体の対応まとめ

というように各団体対応がわかれています。ちなみに我らがBeSmile十三駅前では「障がい」で統一することになっていて、これは所属する大阪市の対応に倣ったものです。

障碍・障がいを推す声

本来「害」という漢字が持っている「他に対して危害を与えること」という意味が好ましくない、障がい者は人に危害を加えるような存在ではないという理由で、障碍及び障がいへの回帰が各団体等の間で議論されています。しかし、興味深いことに、当事者である障がい者団体は「碍・がい」の字に否定的な意見が多いようです。(肯定的な意見もあります)

否定的な当事者(障がい者)の声

内閣府のレポートでは、「東京青い芝の会」や「特定非営利活動法人DPI日本会議」といった団体の否定的な意見が掲載されている他、乙武洋匡氏やパラリンピックに出場した一ノ瀬メイ選手も「碍・がい」の字に否定的です。その理由の1つに「社会こそが害を成している、害の字は敢えて隠さないでほしい」というものがあるそうです。

筆者の考え

筆者も当事者(障がい者)なわけですが、上に同じく「がい・碍」の字表記には否定的です。というのも、何か「あなたたちは漢字1つですら気を使わないといけない存在。」と言われているような気がするからです。特に、健常者のおえらいさんが机上の空論で勝手に仕組み提唱している姿には残念な気分を覚えます。

まとめ

気を使われることは時としてネガティブな感情をもたらします。健常者と同じ目線で特別扱いしないことこそが平等であり当事者の求めることなのではと考えます。
以上です。

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