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千本松渡し航路(南恩加島~南津守)

落合上、下渡船航路に続いて千本松渡船場を目指して歩きます。この時間が渡船場巡りではもっともつまらない時間ですが、待っているものを思って歩き続けます。途中、津守神社に差し掛かります。この神社は昔この一帯が津守新田として開発されたときに五柱の神(天照皇大神、稲荷大神大歳大神住吉大神綿津見大神)をお招きして建てられたそうです。 天照皇大神はともかく、 稲荷大神と大歳大神は穀物に関わる神様で、 住吉大神と綿津見大神は海に関わる神様なのが新田開発で開かれた海のそばのこの土地の性格を表しています。神社の境内でしばし休憩して再び歩き出します。

やがて見えてきたのが、めがね橋として知られる千本松大橋です。大型船の通行のためこんなに高い橋になったのですが、橋の開通とほぼ時期を同じくして大型船の通行が無くなってしまい立場をなくしたかわいそうな橋です。また今回の話題にする千本松渡し航路はこの橋の完成を待って廃止する予定でしたが、近隣住民の反対によって一転して存続することになりました。

小さいころこのあたりに親戚が住んでいたので、毎月のようにこの辺りには来てこの航路に乗っていました。廃止されなくて本当に良かったです。

そのころの記憶を思い返しながらの数分間の航路でした。

千本松渡し航路を乗り終え次の航路に行こうかとも思ったが、時間とキリの良さを考えて残りの三航路(木津川渡し航路船町渡し航路千歳渡し航路)は次回に回すことにします。

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