自立と自律
こんにちは。Be Smile十三駅前スタッフAIです。
当事業所Be Smile十三駅前にはホームページ、ブログ、コラムにもある通り素晴らしき才能と
みなさんそれぞれ重いものを抱えながらも、前を向き楽しく一緒にBe Smileを創ってくれる方々が
多数所属してくれています。コラムも、難しい何頁にもわたる論文や文献を読み込んで、自分たちの
言葉で書いてくれているんです(o^―^o)ニコ。
さて、みなさんは自立と自律。どうお考えでしょうか?
コトバンクデジタル大辞泉によると・・・
じ-りつ【自立】
「名」(スル)
1 他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。
「精神的に自立する」
2 支えるものがなく、そのものだけで立っていること。「自立式のパネル」
一方、コトバンク精選版日本国語大辞典の解説によると・・・
じ-りつ【自律】
1 自分で自分の行いを規制すること。外部からの力にしばられないで、自分の立てた規範に
従って行動すること。
2 カントの倫理学の根本原理の一つ。実践理性が、欲望に動かされることなく、みずから
普遍的道徳法律を立て、それによって自分の意志を規定すること。⇔他律。とあります。
何やら難しい言葉も並んでいますが、想うに「みずからで立ち、みずからを律する。」
自由と不自由もそうですが、ただただ自分の規範に沿って行動するのではなく②に書いてある
通り実践理性が欲望に動かされることなくみずから普遍的道徳法律を立てそれによって自分の
意志を規定すること。
他方で、対照語に「他律」とあるように全てを「他(人)(物)(環境)(社会)」等の
律に従っていれば、苦しみも大きいですが他が決めた律に従っている=「他」が悪いと言い訳は
いくらでもでき自分を守ることはできます。
自分に律を持っている人は他人にも律を求めますが柔らかいです。
他人に厳しいとか甘いとか言っている人は自分に甘い人です。自分に甘く他人に厳しく、自分には
厳しい、他人には甘いと自覚なく自分は甘いと気付いていない人はたくさんいます。
「他律」の中、自分の存在意義のためだけにうまく立ち回れる人ですね・・・。こと細かく「他」を
批判非難、もしくは誘導、時に擁護援護し言いたいことは誰彼構わず全てに対し言う割に必要な時には
いない。。。「自のみ」を守るのです。信頼、をはき違えているのでしょうか。
事実真実現実は、ひとつです。
そこに向き合う、「自」に向き合う。その厳しさ辛さを乗り越えているから強いのであり
ほんとうの優しさには強さが要ります。
みなさんは、自分で立っていますか?
自分を律していますか?がんじがらめではなく、その先の向こうにほんとうの自分に出逢えること
そして自分はひとりではなく周りに助けられていること。自分ひとりでは生きていけないこと。
すべてに支えられ、支えている一員であること。
自由には全責任をみずからが負うことが求められます。みずからが全責任を負うから自由なのです。
私もあなたもみんなも凸凹だからこそ合わさり合い交じり合い、ひとつの「〇」になれるのです。