炎天下
アスファルトには6月の28℃に照らされるライターが置いてけぼりでした。
緑色にきらきらしていて、また、爆発してしまわないかという危うさがありました。100円で手に入る危険物代表と言えますね。
私はこの空の下で泣きました。
暑くて、じとじとして、汗と涙が混じって、とにかく感情が分からなくなって余計にヒートアップしていくのです。
目の前のパチンコ屋さんの自動ドアが開く度、陽気さの大群というか、今の自分と対称的な音が響いて心に触れてきたり触れてこなかったりします。
また、蜂がブンブン飛んでいて、自暴自棄な気持ちでいてもしっかり怖いなあと思いました。黄色と黒のシマシマ、というボディデザインで自らの脅威を表していて凄いです。彼らの意思なのか、はたまた神の意思なのか。
私はそろそろ帰ります。
イラストチームOでした。