大阪空港に飛行機を眺めに行きませんか?
こんにちは、きたぐにです。今まで行った場所でおススメと思う場所を何カ所かご紹介させていただきますが、今回はその中で大阪国際空港の飛行機ビュースポットについてお知らせしたいと思います。
このコロナ騒ぎのせいでおいそれとは行けなくなってしまいましたが、月に一度ほど用もないのに空港を眺めに行くのが常でした。日常的に駅を使う人は多いと思いますが、仕事場でもない限り日常的に空港を使う人はいないので、空港に行くだけで気分は上がります。そのハレの気分を味わいに行くのです。その時に行く空港としては大阪国際空港や関西国際空港が主で、たまに中部国際空港に行くことがあります。
大阪国際空港といえば、かつては大阪及び近畿一円の航空需要を一手にまかなっていましたが、需要をまかないきれなくなり、国際線をすべて関西国際空港に移して国内線専用空港となっていることはよく知られていることと思います。そのせいで一度は賑わいも衰えましたが、最近のリニューアルによってさらに魅力が増して訪れる価値のある場所になりました。大阪国際空港はこのように普通に行くだけでも楽しめる場所になっていますが、大阪国際空港の魅力はそれだけではないのです。
どの空港でもほぼはかならず展望デッキがあり、飛行機を眺められるようになっていますが、大阪国際空港はそのほかにも、スカイランドHARADAや伊丹スカイパーク、エア・フロントオアシス下河原などの展望施設があります。がしかし、飛行機を眺められるビュースポットとしてもっとも有名なのはこれらの施設ではなく、この記事で取り上げる千里川土手です。
ここはカリブ海のセント・マーチン島にあるプリンセス・ジュリアナ国際空港のマホビーチには及びませんが、なかなかの迫力で着陸を見ることのできるスポットとして有名な場所です。頭上数十メートルを着陸機が通過していく体験は知る限り日本のほかの空港では味わえないものです。
アクセス方法としては近くの駐車場に車をとめるか、阪急曾根駅から95系統に乗って原田中二丁目で降りるか、元気があれば空港または曾根駅から歩くかして千里川の土手をめざします。何の施設もない単なる土手ですので、近くにあるファミリーマートで水などの補給をお忘れないように。
着くとたいてい人だかりがしていると思います。興奮している子供と同じく興奮している父親の家族連れ、物々しい装備をたずさえて撮影に来ている人々(スポッターというらしい)、管制塔と飛行機の通信を傍受して「XX社のXX便がもうすぐ来る」などと教えてくれる常連らしい人(同じくレシーバーというらしい)など普通の場所では見られないいろいろな人がいます。
それらの人々を見ているだけでも面白いのですが、この場所の主役はあくまでも飛行機。数分~十分ぐらいの間隔で着陸してくるのでなかなかに忙しいので、お目当ての飛行機を決めて集中してみるようにしましょう。常連の名物おばさんがいれば、「何分後にXX社のXX便が来る」などと事細かに説明してくれますが、もしいなくてもフライトレーダーというサイト(余談だが、このサイトは一日見ても飽きない)で世界中の飛行機がどこを飛んでいるのかをリアルタイムで見ることができますので、安心して飛行機を待てます。
待っているとやがて前照灯の明かりが見え、徐々に大きくなり機体がくっきりと見えるようになり、やがて轟音とともに機体が過ぎ去り、後方気流を浴びる(あまり浴びないほうがいいが)。日本でここだけでしか味わえない体験のご紹介でした。
ワクチン接種が浸透しつつあるとはいえ、まだまだ未曾有のコロナ禍の中です。皆さん手洗い・うがい・マスク着用の徹底、不要不急の外出の自粛、ソーシャルディスタンスなど個々人ができる基本的なことを常と行いながら、経済や個々人の楽しみが少しでも戻ってくればいいですね。
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