ピクトグラムの力
東京オリンピック2020が終わりましたね(東京パラリンピック2020がこれから開幕するのですが)。折に触れて中継を見たきたぐにでしたが、何といっても一番目を引いたのは開会式の中継でした。
だいたいながら見していたのですが思わずガン見したのが、全50競技のピクトグラムの再現パフォーマンス(これに関しては中の人のインタビューも観ました)と、ドローンパフォーマンスです。
パフォーマンスすることなど当然考えて作られていない50種もの競技のピクトグラムをすべてライブで演じきったのは圧巻でした。
それとともに驚いたのが、50種もの競技にすべてピクトグラムが割り当てられていることと、それぞれのピクトグラムを見ればどんな競技であるかが大体わかることです。あらためてピクトグラムの力はすごいなと思いました。
このように多くの言葉を使わなくては伝わらない事柄を、言語すら超えて一目で伝えることのできるピクトグラムですが、日本においてはこの前の東京オリンピックの時に使われるようになったのが始まりだそうです。外国人が大勢やってくるので、それだけの外国語話者を用意できないため考案されたわけですね。
それから六十年ほどたちピクトグラムは世界に普及して、どこの空港や駅に行ってもそれほど戸惑わずに済むのです。
これからもいろいろなピクトグラムが考案されて戸惑うことが少なくなっていってほしいものです。
最後に一つ知ってほしいピクトグラムを一つ。左のものはヘルプマークと言って、外見上は全く健康に見えるけれども、何らかの援助または配慮を必要とする人が身につけているものです。
もしこのマークをつけている人を見かけたら、ちょっと気にかけてください。もし手助けを依頼されたら、できるだけこたえてあげてください。
BeSmile十三駅前は、大阪市淀川区にある就労継続支援A型事業所です。
ホームページ・イラスト・ゲーム・雑貨・音楽等を制作しています。是非、お問合せ下さい。